地産木材でつくるユニバーサル住宅
熊本県が推進するユニバーサルデザイン住宅に配慮した、「光の森」団地を視察した。
熊本県は、H12年潮谷義子知事(社会福祉士)から、誰もが人間として尊重され、個性が大切にされ、ずべての人が生活しやすい社会を目指し、ユニバーサルデザインを推進している。
高齢化率23%を超える熊本県。「光の森」団地では、道路と敷地の段差をなくし、歩行者道路は弾力があり、足に優しい透水性のゴムチップ舗装。緑道、公園にはベンチ、植栽などが設置されている。住宅のモデルルームでは、まさに車椅子でも対応できるゆったりとした易しい空間があり、スロープ、エレベーターなども設置されている。
ここで気に入ったのは、住宅の地産地消で、県産の杉、桧の木材をふんだんに使用し、畳表も県産の井草でつくられているところである。またユニバーサルデザイン住宅を促進するため、新築、購入する人に対し補助金交付制度の他にユニークな取り組みをおこなっている。
それは県産材を使って木造建築を建てる人に対し、杉柱材を1戸当たり90本を上限に、実際柱として使用する本数を提供する地産地消を進めている。ちなみに20万円相当だそうだ。
その土地で育ち気候風土に合った木材とそこに住む人に合ったやさしい住宅、まさにそこにユニバーサルデザイン住宅がある。
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