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2006年4月16日 (日)

権力に歯止めをかけるのが憲法

 「戦争は絶対にしてはならない、正義のための戦争などありえない」と思っています。
4月13日、かながわNPO大学「憲法講座」に参加しました。講師は伊藤塾・塾長の伊藤真氏で、司法試験合格者輩出数で全国トップクラスの実績をあげ、カリスマ塾長として有名な方です。
憲法改正について本当にわかりやすく、話してくださいました。
「憲法とは、国家権力を制限して、国民の人権を保障するもので、国家に対する歯止めをかけるものであること。」それが今危うくなってきていると感じます。

 昨年9.11の衆議院選挙で圧勝した自民党は、自衛隊を自衛軍にかえ、国際貢献するためという目的で海外派兵を可能にする、改憲案でなく新憲法草案を出してきました。このことは、日本中の多くの人が危機感を持ちました。
今、憲法九条を守り、平和と安全を確保するための「九条の会」が広く立ち上がっています。
Kenpo_1  伊藤氏は、新憲法の制定は既存の憲法の価値を否定し、新たな憲法を構築することを主権者である国民は国会議員に与えていないし、国会議員は憲法99条(憲法尊重擁護の義務)違反であり、一種のクーデターともいえる行為であると言われた。
まったくそのとうりで、国会議員のおごりとしか言いようがない。

 世界一の軍事大国であるアメリカでも、9.11のテロを防ぐことはできなかった。かえって軍事力を持つことで、国民を危険にさらし、国民の生命や財産を守れないのは明らかです。
伊藤氏は、「現在の改憲論は単に国防や国際貢献という抽象的な目的ではない。アメリカの国際軍事戦略の中で、日本の軍隊がどのように利用されようとしているのか。現実を見る目を持たないと取り返しのつかないことになる。」とも言われている。

 「憲法は社会のあるべき姿を書いたもので、現実は追いついていないし、理想と食い違って当たり前、その理想に近づける努力が必要」と結ばれた。
まさにこれから国民の姿勢が問われていると言えます。 

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