« 日本のアジアへのお金を使った第二の侵略 | トップページ | 増え続ける東戸塚駅利用客 »

2006年7月24日 (月)

働く貧困層をつくっているのは政治

 NHKで「働く貧困層」という番組が放映された。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
秋田県の街で商店街がさびれ収入が激減した仕立て業の男性、リストラにあいアルバイトを三つ掛け持ちしても年収200万円で、二人の子どもを育てる父親。そして高校を卒業して就職した警備の仕事を解雇され、仕事を転々とし都会に出てきて貯金も使い果たし、ホームレスになった30代の若者が紹介されている。

 特に30代の青年がホームレスになりながら、ハローワークに通い仕事を探す。就職の内定を受けるが、前に住んでいた住所を書いたのがわかってしまい不採用に。また建設業の仕事があるがその面接に行く交通費がないのであきらめなければならない。
何とか仕事をしようと思っても、その機会がない。なんともやりきれない。
「横浜にホームレス自立支援センター「はまかぜ」があるから利用して」と思わず画面に向かって言ってしまった。

 今労働者の30%が非正規雇用者で、全国に1500万人いる。
正社員になりたくてもなれず、仕事内容は一緒でも賃金格差は大きい。年契約で仕事が不安定であり、将来に希望が見出せない。

 これは企業が合理化として、人件費を抑えるために正規雇用を控えているためである。
最近の企業の体質が、社員に長時間労働を強いて、人・社員として大事にしない、非正規者も単なる労働者として使い捨てる、そんな気がしてならない。

 2007年大量に団塊の世代が退職した後、今の利益、効率優先の企業の雇用形態の弊害が大きく出てくるのではないだろうか。
と言っても企業だけの責任、問題だけではなく、日本の社会の問題として今の雇用、労働の問題、格差の問題を考えなければならないと思う。
それにはやはり政治が重要。

|

« 日本のアジアへのお金を使った第二の侵略 | トップページ | 増え続ける東戸塚駅利用客 »

コメント

私も、家族で番組を見ました。貧困層の次世代も貧困からぬけだせない惨めさに、憤りを感じました。奨学金や再就職のための職業訓練、生活保護制度の見直しが必要ですね。少子化で労働人口が減る一方だと心配しながら、一方では人間の使い捨てと、低賃金。まるでチャップリンの映画のような時代の再現ですね。

投稿: 道産子 | 2006年7月24日 (月) 02時51分

私も見ました。そして一方では、朝日新聞の1面「分裂にっぽん」新しき富者を読むと、生命をお金で買ったり、日本の教育に期待せず大金を出して海外で子供に教育を受けさせる人たちがいます。
大昔(今は違いますが)、イタリア人の怠け気質は自分のルーツから抜け出せないことからのあきらめのためと聞いたことがあります。
夢の持てない社会が日本の未来にどういった影響を及ぼすか?真剣に考えないと本当にとんでもないことになりそう・・・

投稿: たこら | 2006年7月24日 (月) 06時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/161211/11077912

この記事へのトラックバック一覧です: 働く貧困層をつくっているのは政治:

« 日本のアジアへのお金を使った第二の侵略 | トップページ | 増え続ける東戸塚駅利用客 »