先日訪問した戸塚寄りのいずみ区にある「ぽっぽの家」と同じ建物にある、家庭、学校、そしてもうひとつの障害児の居場所であるNPO法人「苗場つぼみの会」を訪問しました。
先日訪問した時は時間がなく、子供達の様子を見せてもらっただけなので、今回は苗場保育園の園長先生で「つぼみの会の理事長」でもある青木マ リ子先生と責任者の若くて頼もしい金子さんに時間をとっていただき、お話を伺った。
1996年に青木先生は、一日たりとも休みなく自分との戦いを続けている障害児の父母に会うたびに、父母たちが1時間でも2時間でも自分の時間を持ち、何とか心の安らぎを得られる場所ができないかと思われできたのが「苗場つぼみの会」です。
つぼみの会の児童デイサービスは、障害を持つ子供たちが放課後、指導員の援助で友達と楽しく過ごすことで、遊びやルールを身につけ社会性をはぐくんで行きます。
そのことが大きくなって仕事を始めた時、出てくるさまざまなストレスの軽減にもなると聞きます。
又母子家庭の児童もいて、働く母親の援助にもなっています。
最初私は、障害児の学童保育と聞いて、ほんとのところピンときませんでした。
「健常の子供達が放課後「はまっ子」「キッズスクール」に行く、また公園や友達の家で遊んでいますよね。障害児だって学校と家の往復だけでなく、友達と遊ぶ場所が要るでしょ。障害の子は一人では遊びにいけない。だからつぼみの家のような場所が必要なんです。」と金子さんに言われ、スーと胸に落ち納得しました。
また、思春期の問題が出てくる中高生が、親と離れ仲間と一緒に過ごすことで、イライラが減ることにもなっているということでした。
ノーマライゼーションの考え方からいうと、「はまっ子」や「キッズ」で一緒にという意見もありますが、現実を知らない意見でありやはり「つぼみの会」のような障害児の居場所が必要と実感しました。
しかし今年4月の障害者自立支援法の施行・10月実施によって、障害のある子供の分野にも様々な問題がおきています。
厚労省は児童サービスに「療育」型と「放課後対策」型が混在していることを問題にし、「療育」型(就学前児童7割受け入れ)は児童デイサービス、「放課後対策」型は、障害児タイムケア事業として整理し、10月からは報酬単価も引き下げられ、日中一時支援事業に変更されます。
このことで、「子供の社会適応の日常的な訓練」「親の就労実現、家族のレスパイト」を目的にした学齢児中心の児童デイサービスの存続が危ぶまれてくる問題です。
横浜市は、このような児童デイサービスの実態をあまり把握していないようで、10月からの日中一時支援事業(各市町村が独自に要綱など作成)として制度変更もまだこれからといった状況です。
これからどのようになるのか、しっかりと見ていきたいと思います。
「つぼみの会」の子供達が外に出ると近所の人たちが声をかけてくれる、苗場山の登山、スキーなどもボランティアの参加がある。
デイサービスにとどまらず、地域作業所「つぼみの家」も作ってしう、青木先生の子供達への熱い情熱と地域の暖かい協力が「苗場つぼみの会」を支えている事が実感できました。
がんばれ「苗場つぼみの会」
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