日本の食卓を支配する遺伝子組み換え食品
今、除草剤をかけても枯れない大豆や菜種、食べた虫が死んでしまうトウモロコシなど遺伝子を組み替えた作物が、海外から大量に輸入され、知らないうちに食卓に上がっています。
遺伝子を無理に組み入れることで、自然には絶対に起こらない「組み換え」を起こすことで、作り出される植物です。これまでまったく存在しない「未知の植物」で、生態系や進化にどういう影響を及ぼすかまったくわかっていません。
遺伝子組み換えの安全性への評価基準を最初につくったのはアメリカですが、形や主要成分、性質が元の作物とほとんど変わらないなら、安全性も元の作物と実質的に同じ「実質的同等性」とやらで、動物実験はしなくてもいいということになって、きちんとした動物実験は実施されていません。
しかし、殺虫トウモロコシだけを食べさせた牛が死んだり、遺伝子組み換えジャガイモを食べさせたネズミの内臓が変性したという報告があります。
動物実験をろくにしないで、私たちに食べさせているということは、私たちをモルモットにして実験をしているということなのです。
これはアメリカの補助金をつけて安い価格で世界中に売る、農業戦略があります。モンサントや大種苗会社などの多国籍企業が、種子支配の道具として組み換え技術を使い、大きな利益を得ているのです。
食料自給率40%の日本では、大量に組み替え大豆、菜種、トウモロコシが輸入されています。大豆などは、納豆、豆腐、味噌、しょうゆと日本の食材には欠かせない加工原料ですが、大量に使われています。
EUでは、0.9%以上組み換えが入っているものは表示の義務付けがありますが、日本では、「製品で検査して、検知が困難なものは表示対象からはずす」という表示ルールで、ほとんど表示されていません。
逆に、「国産丸大豆使用、GM対策済み」という優位性を表示した豆腐などの食品があります。ちょっと注意してみてください。何も書いてなければ遺伝子組み換えと思っていいかもしれません。
BSEよりも、人体への影響がわからない分、恐ろしいです。
ひたひたと遺伝子組み換え食品が、日本の食卓に浸透してきているのです。
日本でも、組み替え稲の野外実験をしているところが出てきています。国産の米を食べ続けるためには、遺伝子組み換えの米の生産は、認めてはならないのです。
また、国産の米を食べることは、日本の環境を守り、農業を、種子を守ることになるのです。
今、北海道の条例に始まり、各地で指針、ガイドラインなどで栽培を規制しています。
神奈川県へ、遺伝子組み換え作物の栽培規制する要望書を提出します。
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