世界遺産屋久島の大自然のパワーに圧倒
11月15日から常任委員会の視察で、鹿児島県の全議員の提案によってできた「鹿児島食と農の県民条例」から、農畜産業に力を入れる鹿児島県を知り、屋久島に渡り、森林保全と循環型ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)の取り組みを見ました。
屋久島は平成5年12月に世界遺産に登録されました。
世界遺産に登録されてから、観光客も増え、すでに行かれた方も多いと思いますが、私は今回始めて行き、大自然のすごさと、ちっぽけな人間をあらためて思い知りました。
屋久島の1周は約100kmで、全体の91%が森林でそのうち国有林は71%、島の周りに人が住んでいる感じで、人口は13000人です。
訪れたときは天気で山に容易に登れましたが、屋久島の年平均の降雨量は4000mm(関東1700mm)で、山岳部は10000mmと雨が非常に多いところです。
島中心には高い山があり、宮之浦岳(1936m)をはじめ、九州の8番目まで高峰がそびえています。
植生も海岸付近のガジュマルに始まり、タブ、椎、カシ、高山帯のモミ、シャクナゲなど垂直に多様な植物が植生します。山はもともとは紅葉しないらしいですが、ちらほらと赤く染まっている木があり、美しいコントラストです。
樹齢7200年の縄文杉は見られませんが、樹齢3000年をゆうに超える、弥生杉、二代大杉、紀元杉、仏陀杉と名前がつけられた杉が、歴史を刻んでいます。
本当にすばらしい!
昔、屋久島では米が取れないので、年貢として杉の木を納めるのに切られたそうで、当時、木材としては価値が低く、見向きもされなかった杉が切られず残り、3000年と年輪を重ね今注目を浴びている、なんとも皮肉ですね。
切られた面の上にコケが生え、そこに杉が育ったり、別な植物が植生したりと共存しています。今は屋久杉は切れませんので、昔試し切りして倒され、大雨で流されされた杉材を取り、テーブル、置物、箸などに加工されていますが、それもだんだん品薄のようです。
大岩をぬって滝のように流れる水しぶきから出るマイナスイオンを浴び、樹齢3000年の屋久杉に触れ、森林浴以上のすごいパワーをもらってきました。
タクシーの運転主さん曰く、7月ごろには、海がめの産卵とすぐそばに沢があり、そこで蛍の乱舞が見えるとか、また美しい海でダイビングもできます。
屋久島には、湿気があるせいなのか花粉症がほとんどないそうです。
まだの方、是非おすすめです。
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