小さいからこそ輝く町 矢祭町
人口約7000人の小さな町、福島県矢祭町をご存知ですか。
国が「市町村合併特例法」で、「平成の大合併」を進めようとしたときに、矢祭町は国が押し付ける合併に賛成できない、先人から受けた郷土「矢祭町」を子孫に残すことが使命として「合併しない宣言」をして、全国に知れ渡り、「住民基本台帳ネットワーク」への不参加でさらに有名になりました。
今、夕張市が総額540億円という大変な負債で財政破綻し、財政再建団体となり夕張市民に大きく負担がのしかかっています。
矢祭町は、根本良一町長の強いリーダーシップもあリますが、身の丈にあった健全な財政運営というより、努力、工夫によって自立した町運営を、住民も参加して元気に進めています。そんな矢祭町に大変興味、関心を持って見てきました。
今年は、自立の姿勢を盛り込んだ、自治体の憲法とされる「自治基本条例」を施工しました。
まちの工夫として、地元の商店で買い物した時に発行するスタンプ券で、公共料金を支払える仕組みをつくっています。また図書館を望む住民の声から、既存施設を改修してまず図書館として、図書はなんと送料送り主負担で寄付を募り、全国から24万冊の本が集まったそうです。
それも「合併しない宣言」など、気骨ある矢祭の人々に感動したという手紙が添えられて。
図書館の開設準備も住民のボランティアで進められている。また公共施設の清掃ボランティアなど「行政サポーター」が組織化されているという。
町民も行政と一緒に汗をかき、自立したわが町をつくっている、まさに「住民参加のまちづくり」の見本のようなまち。
矢祭町の皆さんが、自分の町、郷土を愛しているからこそだと思います。
これが自然に生まれてくる、本当の郷土愛ではないでしょうか。
| 固定リンク

コメント