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2007年6月15日 (金)

紆余曲折の戸塚駅西口再開発事業が動き出す

 JR戸塚駅は、横浜駅に次いで乗降客が多い、1日27万人が利用する駅です。
今は、横浜の副都心と言われていますが、以前は古い木造の住居と一緒になった店舗が密集していた所で、横浜市は45年前の1962年に、戸塚駅前地区土地区画整理事業の都市計画決定を行いました。

 1997年に戸塚駅西口再開発の事業計画が決定され、市の土地先行買収などにより空き地が目立ち始め、商店もシャッターがおりるなど、かつて賑わった商店も年々寂しくなってきました。
この間、経済は低迷しキーテナントが決まらず、2007年完成予定だった事業計画も変更をやむなくされ、当初400人ほどいた地権者も4分の1に減りました。
その中の40人ほどの地権者が、戸塚の商業規模に合わない過大商業ビル内の営業は、経費がかかりすぎ、「生活再建」はおろか事業が成り立たないと反対し、2003年9月に地元から再検討を求める要望書が出され、10月に再開発では異例の見直しが決定しました。

 2004年3月に再検討案を示し、それから横浜市は地元権利者との戦い、いえいえ厳しい意見交換を重ね、市民へのニュースの発行、議会への予算説明など、都市整備局西口再開発事務所の森技官を中心に、職員の方々が精力的に動き、強制代執行を行うことなく円満に仮設店舗に移行されました。

 その仮設店舗が「戸塚ウエスト」として、6月1日にオープンしました。
この仮設店舗は、横浜市初のPFI方式による日本最大規模の仮設店舗です。仮設店舗着工については、地元権利者から「生活再建」の見通しが立ってからにして欲しいとの陳情があったにもかかわらず、2003年2月に建設され、6月のオープンまで約3年間空き家状態でした。
 この仮設店舗の建設が、この西口再開発を引くにひけなくし、前へ進むしかない状況にしたと思っています。この仮設店舗がなかったら、市はバスターミナルと駅前広場を整備し、後は地元主導で戸塚の経済規模に見合った商店街が造れたのではと・・・・・・

 仮設店舗オープンの式典で、地元権利者として横浜市を相手に頑張ってきた土居武志さんが、地元出店者会の会長として「路面店でやってきただけに不安があるが、意地でも頑張る」と挨拶されたのが印象的でした。

 何はともあれ、戸塚の街づくりがスタートします。P1010498
これから、賑わいのある、魅力ある戸塚の街を造るのは、商店や戸塚の市民です。

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