「不都合な真実」から見えてくる地球の危機的状況
カーフリーデーの関連企画として上映された、元アメリカ副大統領、アル・ゴアの映画「不都合な真実」を見てきました。すでに本は買い求め読んでいましたが、映像での迫力はまた違います。
この映画は、地球温暖化によって危機的状況になっている地球環境に警鐘を鳴らし、地球のためにあなたが出来る最初の一歩は、この事実を知ることだと、ゴアは訴えています。
映像によって、地球温暖化による様々な影響が映し出されます。
ヒマラヤ、キリマンジェロなど世界中の山岳氷河が溶け始め、河川の源になっているために、将来深刻な水不足が予測され、水をめぐる戦争がおきるというのもうなずけます。
北極の氷の面積も厚さも、すごい勢いで減少し、北極くまが氷から氷まで移る距離が50キロから65キロにもなり、途中で力尽きおぼれ死んでいます。
また、山岳氷河、南極、グリーンランドの氷が溶け出すことで海水面が上昇し、ポリネシア・ツバルはすでに海面が上がり、島民は避難しています。
さらに温暖化が続けば、フロリダ、サンフランシスコ、上海、北京などの陸地が水没し始め、世界地図を描きなおさなければならなくなると予測されます。
アマゾンの森も、木を伐採し燃やすことでCO2が発生し、無残な状況にあります。
このようなすざましい状況を目の当たりにして、何とかしなければと思わない人はいないでしょう。マイカーを置いて公共交通で、森林を守る運動も小さいことですが・・・
8月に観測史上最小になった北極海の海表面積が、9月にはさらに日本列島3個分が減ったという新聞報道もあり、待ったなしの状況です。
京都議定書に決めていない、2013年以降の地球温暖化対策に向け、国連主導の会合が、国連本部で開かれそれぞれの国が対策に向けたメッセージをおこなう。アメリカや大排出国の中国、インドの今後の動向も注目される。
安倍首相が「2050年に世界の排出量を半減させる」と大見得を切ったのに、いきなり退陣では。
この映画を観ながら、アメリカの大統領がブッシュではなく、ゴアだったら世界は変わっていたのではと思わずにはいられなかった。是非映画、ご覧ください。
テロよりも恐ろしい脅威とも言える地球温暖化、それぞれの国の利害を超え、世界が一つになって取り組まなければ大変なことになる。
それにつけても、重要なのは政治。
写真は南米の先端に位置するパタゴニアの氷河の78年前、一面に広がっていた氷は今はない。
氷がとけ、海面が上昇した時の水没したフロリダ半島(右)
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