映画「日本の青空」自主上映に向けて
映画「日本の青空」をご存知でしょうか。各地で自主上映されているので、すでにご覧になった方もいらしゃると思います。
ネットワーク横浜が呼びかけ人となり、大学生、NPO関係者、議員などからなる実行委員会をつくり、12月8日の自主上映に向けて今準備を進めています。
安倍前首相が憲法改正を進めた理由として、「GHQからの押しつけ憲法ではない、日本人の手による憲法が必要」と言っていました。
しかし、この映画は、日本国憲法が押し付けではなく、本当は日本人の憲法学者、鈴木安蔵等が中心につくった憲法案が重要な原案となり、国民主権や人権尊重の考え方を取り入れ、さらにGHQと日本政府とのやり取りの中で、戦争放棄、戦力不保持を盛り込んだ憲法ができた歴史的背景が描かれています。
敗戦後、日本人がどれほど新しい憲法に希望をかけていたのかがわかります。
戦争体験した人々が万感の思いで主権在民、天皇制、思想・宗教の自由、男女平等などについて一条一条に表現しています。
先の国会で国民投票法が制定され、憲法調査会設置などもあり、今後の憲法改正論議についても注視して行かなければなりません。しかし、まずはこの映画の上映を通して、大勢の人達に、普段は空気のような存在である日本国憲法ができた歴史的事情を知っていただき、考える機会にしたいと思っています。
年内最後の横浜での上映となります。まだの方是非ご覧ください。
映画「日本の青空」 12月8日(土) 横浜市教育会館ホール (桜木町紅葉坂)
上映開始時間 ①10:00~ ②14:00~ ③19:00~
前売り券 1,000円 当日券 1,500円
主催:「日本の青空」をヨコハマでみる会
問い合わせ先:045-640-5120 (ネットワーク横浜内)
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コメント
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投稿: ufeqgogv | 2007年12月11日 (火) 15時01分