子どもの格差の現実
週刊東洋経済にショッキングな記事、特集「子どもの格差」が掲載された。
ある論文、調査からの様々なデーターと共に、子どもの格差と貧困の実態が浮彫りになっている。
母子世帯の4割が2代にわたり生活保護を受けている。また貧困家庭での虐待が多く発生している事実もある。
重大なのは、所得の格差が子どもたちの教育の格差につながっている事実である。
幼稚園から高校まで15年間すべて公立に通った場合の総額は571万円で、それに対しすべて私立の場合には1680万円かかる、この差はなんと3.4倍にもなる。
子どもの教育費に充分かけられる家庭と、大学進学したくても経済的理由から断念せざるおえない家庭もあり、この所得の格差が子ども達の教育機会の不平等や将来の格差を生み出しそれがまた連鎖を生むという厳しい現実がある。
確か北欧などでは、大学までは教育費は無料だったような気がする。
今年の高校の入学式で、入学金を払っていない家庭の生徒を入学式に参列させないということがあった。なんとも言いようのない出来事だ。
基礎的な学力を身に付けることは「生きる力」につながるとして、各自治体で職員や大学生のボランティアによる、生活保護世帯の生徒を対象にした学習指導などもおこなわれている。また生活保護の自立支援の中に、高校進学支援を盛り込んだ自治体もあるという。
連鎖を断ち切り、子ども達が等しく教育を受けられる社会にしなければ。
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