横浜市の戸籍電算化によって問題が
横浜市はこれまで戸籍事務の電算化に向け準備を進めてきました。
7月22日から戸籍事務の電算化(コンピューター)がスタートします
電算化によって、これまでの和文タイプで打ち込まれた漢数字が使われている縦書きの戸籍謄本や抄本が、横書きで項目ごと記入されたA4版のものに変わります。
見本を見る限りなんとも味気なくなりました。
最初に見たときはきっと、間違いではないかと驚かれるかもしれません。
この電算化によって、戸籍の作成もこれまで1~2週間かかったものが、届け出の翌日、証明書の発行も7分から4分ぐらいに短縮されるメリットはあります。
問題は戸籍の苗字、名前に常用漢字ではない漢字を使っている方が、今回の電算化で使えなくなるという点です。
先祖からの苗字や生まれた時につけてもらった名前の漢字を、そう簡単に変えるのには抵抗がある方も多いと思います。
そのために横浜市は該当する33000件の方に順次、お知らせと変更のお願いの通知を出しています。
といっても強制的にするのではなく、ご本人がどうしても変更したくない場合は正字化拒否の申出書を区役所に出すことで、これまでの縦型の紙で残す事ができます。
でも新しく戸籍を作る場合には認められなくなります。
これも時代の流れでしょうか。
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コメント
電算化するからと、苗字の常用漢字化は文化と歴史を破壊するものと思います。常用漢字はその時々で変わるものです。
難しい漢字でも表記するようにするべきです。区画整理などで昔の地名が消えるのも残念におもっていますが、苗字は公権力で変えてはいけないとおもうのです。議会で問題にしてください。
投稿: 道産子 | 2008年6月30日 (月) 10時48分
電算化による常用漢字・正字化は、戸籍を電算化するにあたって協議が進められた国、自治体、業者の3者によって決定されました。
現在では意識されることはほとんどなくなりましたが、その漢字を使用することによる差別等が昔は存在し、それらを電算化するにあたって一気に統一の文字にしてしまおうという意図も存在します。
まぁ、全部が全部そういった理由ではありませんが。
また、電算化戸籍が味気ないと感じるのはしかたがないですね。確かに大昔の戸籍を見ると”味”があります。しかしその味は濃すぎて他人は勿論、本人でさえ内容が読めません。
その問題を打開すべく、ここ数十年は同じ和紙にタイプライターで戸籍を記載していました。手書き戸籍に”味”を感じている人はこの時点でその”味”は無くなっていると思います。
電算化戸籍と、紙戸籍の大きな違いは、
①電⇒原本がデータ、紙⇒原本が紙
②電⇒横書き、紙⇒縦書き
③電⇒記載内容が項目化、紙⇒記載内容が特殊文章
すごくざっくりとこんな感じでしょうか。
戸籍の存在意義は日本人であることの(間接的ではありますが)証明ですので、記載内容の明確化、明瞭化は必要なことだと思います。
ヒマでヒマでどうしようもない時等に役所へ行って自分の戸籍、親族戸籍を行けるとこまで遡って取ってみてください。戸籍記載方法の変遷も見れますよ。先祖代々ず~っと本籍が同自治体にある場合、数千円かかってしまうのでご注意ください。
投稿: つっつん | 2009年1月14日 (水) 16時36分