横浜市で「つくる会」の歴史教科書が採択された
横浜市の18区の中の8区の市立中学で、来春から「新しい歴史教科書をつくる会」で編集された自由社版の歴史教科書が使われることになった。
教育委員会に対して、自由社の教科書採択に対する抗議声明、集会なども行われている。
この採択について危惧していたことが現実になり、大変遺憾です。
横浜市の教科書採択は、これまで区ごとに子どもや学校、地域の実情に合わせそれぞれ個別に、指導主事らが時間をかけ審議し教科書を採択校に、問題の歴史教科書が採択されてしまった。
また、来年度以降は市内全域で同じ教科書が採択される方向もあり、横浜市の一律教科書採択は国の方針と逆行するものであり、戦前の国定教科書化につながるもので、看過することはできません。
横浜市の教育委員は、自由社・扶桑社を推奨する今田教育委員長はじめ教育委員のメンバーがじわじわと入れ替わり、今回の採択の布石につながっています。
教育委員の選任については、準公選制を採用するなどの公平性が必要です。
これも中田市長の大きな置きみやげになってしまいました。
中田市長と新しい政治団体を立ち上げると言われる山田区長の杉並は、いち早く扶桑社の歴史教科書を採用しています。
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