口蹄疫問題で考えさせられた種の保存
宮崎県で発生した口蹄疫で約28万頭の牛、豚が犠牲になりようやく終息を迎えた。
最近日本の牛肉が「WAGYU」ブランドとして人気が高く、輸出も伸びてきている聞く。
それが今回の口蹄疫問題で、牛肉輸出はストップし、日本は「清浄国」から「汚染国」に格下げになった。
「清浄国」に復帰するには、感染家畜などを殺処分し、その後3ヶ月間感染の発生がないことが条件であり、また移動制限などもあり宮崎県は家畜の殺処分をおこなってきた。
今回の問題で、宮崎の牛が松坂牛、米沢牛として飼育されブランドとして出荷されることを知った。
スーパー種牛の5頭は残されているようだが、農場経営の薦田さんは飼育する優秀な種牛の殺処分を拒否し、「種牛は公共性が高い」として県に無償譲渡したい、そして畜産業のために使ってほしいと願い出て、県も国に特例救済を求めていた。
国は、前例は認められないとし行政代執行をちらつかせ、頑として譲らなかった。
貿易対策、移動制限の解除ができないことはわかるが、国の責任において「種の保存」、「日本の将来の畜産業を守る」という観点から、もう少し何らかの対策が打てなかったのかと残念で仕方がない。
種牛を育てるのには長い年月がかかる、これから宮崎の畜産業の復興は大変だと思うががんばって頂きたい。
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