« 柏尾川で遊んで、魅力を再発見 | トップページ | 横浜のバス交通を考えるシンポジウム »

2010年9月18日 (土)

「NO!寝たきりデー2010」フォーラム

 21回目をむかえる「NO!寝たきりデー」の今回のテーマは「介護保険の大転換?-生活を支える介護保険であるために」です。

 わが国の高齢化率は22.7%、40年後の2055年には高齢化率40.5%とどんな社会になっているのか想像もつきません。
 介護保険が始まって10年たちますが、「高齢者の孤立」や生活に不安を抱いている高齢者が7割強と年々増加しています。
介護保険改正では、要介護認定のたびに在宅生活を支える介護サービスの利用が制限され、使いにくくなったという声は多くあがっています。

 フォーラムでは、切実な現場事業者の報告、自治体の役割、厚生労働省から等それぞれの立場から提言があり、特に「生活援助」についての議論で盛り上がりました。
 「生活援助」が軽度者の要介護状態を悪化させるというデーターに反論し、訪問介護の「生活援助」は確実に介護の重度化を予防することが期待でき、在宅生活の質を高めるための必要なサービスであり、介護保険制度から外さないことを提案しています。
 それは、これからの介護保険改正で、厚労省の職員の発表でも費用、介護職員の確保などのデーターを示し、第5期介護保険事業計画での後退が透けて見えるのです。

 そしてパネリスト、会場からの憤懣が爆発したのが、国が考えている「生活・介護支援サポーター養成支援事業」の提案です。
 20時間の講義と実習でボランティアを養成し、老人クラブ、NPOボランティア、シルバー人材センターなどを使い、家事、話し相手、送迎などのサービスを行うというものです。

 これまでのヘルパーの仕事の専門性、守秘義務についてどう考えているのか、生活援助と生活・介護支援の定義はどうなっているのかなどなど、質問が続出しました。
これでは時間の逆行であり、出発点に立ち戻り、介護保険の崩壊を招くといった厳しい意見が出されました。P9180548_2

 今後の介護保険制度見直しの検討について注視し、各自治体の介護保険計画策定委員のメンバーのチェック、現場の声が反映できるような働きかけも必要と、このフォーラム主催の市民福祉サポートセンター代表の石毛瑛子議員よりも提案がされました。

 
 

|

« 柏尾川で遊んで、魅力を再発見 | トップページ | 横浜のバス交通を考えるシンポジウム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/161211/49489379

この記事へのトラックバック一覧です: 「NO!寝たきりデー2010」フォーラム:

« 柏尾川で遊んで、魅力を再発見 | トップページ | 横浜のバス交通を考えるシンポジウム »