核なき世界へ・ピースボートのおりずるプロジェクト
5月28日 第26回(特非)参加型システム研究所総会が開催されました。
この研究所が設立されたのが2001年。これまで圧倒的に力を持ってきた「公的税金セクター」や「産業資本セクター」を牽制し、
「市民資本セクター」が社会的役割を対等に担うために、この研究所が設立されました。
60年代に始まった生活クラブ運動は、参加型の市民活動をけん引してきました。
私も生活クラブ活動に入り、「安全・安心な消費財」から様々な食についてや、市民の声を政策に反映させる政治について学びました。
その活動が土台となり、2003年から8年間横浜市会議員として市民の政治を実践してきました。
この総会の後の講演で、ピースボートのスタッフである渡辺里香さんから「核なき世界は可能だ~核兵器禁止から廃絶へ」と題し、
彼女が活動ているピースボートの「おりずるプロジェクト・ヒバクシャ地球一周 証言の航海」について、熱く語っていただきました。
最近では、広島、長崎の被爆者とウクライナ出身の若者と共に乗船し、寄港地や船内で核廃絶や戦禍の悲惨さを訴えています。
年に1回のこのprojectも、被爆者の方が年々高齢になられこの先どのくらいできるかと渡辺さんも心配していらっしゃいました。
2017年に核兵器禁止条約が採択されました。残念ながら世界で唯一の被爆国日本は、今だこの条約を批准していません。
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