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2024年7月

2024年7月24日 (水)

13年前に訪れたパレスチナ難民キャンプの思い出

2011年7月20日、ピースボート地球一周、約100日の船旅に出ました。

カンボジア、ヨルダンのペトラ遺跡、スエズ運河を航行、エジプトのピラミッド群を探訪、トルコ、イスタンブール、シチリア島、バルセロナ

フランスのモンサンミッシェル、アムステルダム、デンマークでは環境先進国の自然エネルギーの取り組み風力発電を見ました。

エルミタージュ美術館、おしゃれな街ヘルシンキ、サンタクロース村でサンタさんに会う。残念ながらオーロラは見えず。

パナマ運河を運行し太平洋へ。感動の島ガラパゴスへ。

前置きが長くなりましたが、8月13日にヨルダンの唯一の港、アカバ港に到着しそこからバスで4時間半かけマダマ難民キャンプを訪れました。P8130043-2016_11_09-08_00_46-utc P8130033-2016_11_09-08_00_46-utc P8130039-2016_11_09-08_00_46-utc

 今、イスラエルはガザ地区や西岸地区などパレスチナの占領を続け、多くの人達、特に子供たちも犠牲になり建物も破壊され、なかなか終わりが見えません。

13年前にキャンプを訪れた時は、1968年の創設以来2世、3世と人口が増えているにも関わらず、同じ敷地内での生活を強いられています。ヨルダン国民の7割がパレスチナ人のため、納税は一律にあり選挙権もあるが自治は認められない。

国連の支援で学校は小・中学校一つずつで子供の数が多く、午前午後と交代制だとか。

屈託のない子供たちの姿が忘れられません。P8130036-2016_11_09-08_00_46-utc P8130037-2016_11_09-08_00_46-utc

一刻の猶予もありません。「イスラエル占領、国際法違反」と司法裁勧告が出されました。

 

 

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2024年7月13日 (土)

七夕射行にて思いを込める

2024年7月7日、4年ぶりにエンマ道場七夕射行を行いました。Img_9068

これまでコロナ禍にあって出来ませんでしたが、ようやく笹飾りをつくり、参加者35人が金的にむかいました。

弓道教室を終了し新たに会員になった人も初めての経験ですが、楽しみにしていて緊張感の中、皆堂々とした射でした。

朝9時過ぎには集合し、道場の横にある竹林から立派な竹2本を切り、全員で笹飾りをつけ道場と安土につけます。的は金的、その上に

笹飾りをつけます。X7070033 Img_9069 X7070035

今回金的を射た方が、なんと新人会員と今年米寿のお祝いをされた方のお二人でした。素晴らしいとりあわせです。

 射行終了後、皆で茶礼を行いました。Img_9075 X7070100

昭和52年2月、父である須原耕雲和尚が、道場の落慶の時に参加者にお配りするため朝比奈宗源老師に書を   願いした歌があります。

 「弓も折れ、矢も尽き果てるところにて、さしもゆるさで、しばし射てみよ」佛国国師のお歌です。

 覚悟の歌だと思います。今、エンマ様の横に飾ってあります。Img_9074

そんな思いで、自分に厳しく稽古をしていきたいと思います。

これから一年、会員の皆さんが健康で元気な弓が引けますよう祈りを込めて。

 

 

 

 

 

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