鴨桃代氏が語る雇用破壊の現状
全国ユニオン会長、鴨 桃代氏の講演会開催、鴨さんから雇用破壊の現状を聞き参加者が、「今のあまりにも酷い労働の現状を何とかしたい、何とかしなければ、でもどうしたら解決の人口が見えるのか」と日本の将来を考えると暗澹たる思いになったのではないかと思います。
労働の待遇を見ても、自給1250円のアルバイトから直接雇用の契約社員になったとたん、ダンピングで830円に、細切れ契約のためものが言いたくても言えない、組合をつくったとたん雇い止め、派遣先での女性のセクハラ、パワハラの横行などなど。
それに特に気になったので、非正規労働者間での差別や支えあいの関係が崩れ、横のつながりがなく孤立、孤独が生まれていること、そこまで追いやる労働搾取の現実。
1999年の派遣法の改正でどこでも働ける、日雇い派遣の誕生、小泉政権下での規制緩和がすすみ、坂道を転がるように「労働の多様化」と言われる雇用劣化、生活苦が進む、貧困スパイラル。
この不当労働を克服し、ディセントワーク(直接雇用、無期雇用、生活できる賃金など満足できる基準)を目指す事として、鴨さんは、均等待遇の実現、理由なき有期雇用の禁止、公契約条例などによる賃金の底上げ、派遣法の抜本改正などをあげられた。
結局、憲法25条のもと、日本の国がどのような雇用・労働のあり方を目指すのか、企業よりに偏らない中立の立場で、政治の理念、目標が問われていると思う。
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