原発下請け作業員の実態
「政治を変える市民フォーラム」のフェイスブックに三宅氏から衝撃的な投稿をいただいた。
私も前から下請け作業員に対する不当な扱い、線量計のごまかし、何段階に及ぶ下請け業者による搾取など、人権問題ともいえるのではないかと思っていた。
三宅氏からの情報で、下請け作業員として福島で働く林哲哉さんが実名で下請け作業の実態を語っている。
全国から労働者が集められ、見たこともないような経歴書を書かせられる。未成年者も混ざっているようだ。
放射線に対する知識や現場経験のない人たちに、たった1日の放射線講習会を行い、担当者は1ミリシーベルト浴びても8日間で半減しゼロになるので蓄積されないと嘘ぶく。
何重もの下請け構造の中で、だますように集められ彼らは1日1万円そこらで働かされている。
林哲哉さんの言葉が重い。
「これは40年、50年経ても終わらない。誰かがやらなければならない。原発をつくった人が何とかすればいいが、できないで他の人の手を借りるなら、それなりの対応があるでしょう。」と
これから長く続く原発作業に命をはって働いてくれる人たちに対し、使い捨てではない労働環境の整備が早急に必要だ。
脱原発大賛成だが、これから廃炉にする時の備えも考えなければならないのだから。
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