介護保険!ここが問題
かながわ福祉NPO事業センター主催で、ノンフィクション作家の沖藤典子さんに、様々な角度から介護保険についてのお話を伺った。
沖藤さんは、樋口恵子さんが共同代表をされている「介護保険を持続・発展させる1000万人の輪」の運営委員もされている。
2000年にスターとした介護保険制度は、家族を介護地獄から開放するため「介護の社会化」として大きな一歩を踏み出した。
40歳以上から介護保険料を徴収して、公費45%、保険料45%、自己負担10%で65歳以上から利用できる制度です。
5年ごとに制度の改正が行われているが、財源の厳しさを反映してか、介護サービスの適正化と称し利用制限や家族同居者や軽度要介護者の切り捨てがはじまっている。
清水由紀子さんの自殺で孤立した介護が取り上げられました。たとえ同居家族がいても在宅介護者を追い詰めない支援のサービスが必要です。
訪問介護では身体介護は30分未満、生活援助は1時間30分までとなり、細切れで使いにくく、無目的な散歩は認めないなど、わけのわからない制限が多くあり、まさに現場を見ないでつくられた机上の空論としか言いようがありません。
介護人材の確保が大きな問題となっています。夢と希望を持って介護福祉の職についた人たちが、労働がきつい、給与が低いなどで長続きせずに離職してしまいます。
2009年の3%プラス改定でも、直接介護人材の待遇改善には繋がっていません。
沖藤さんは、これからの介護保険について介護保険から人の心が失われつつあることを危惧され、人間の安全保障として、介護は「尊厳性」を守るものであると結ばれた。
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高齢になった時、自分たちが利用したいと思えるような、きめ細かなサービスと家庭的な雰囲気のある小規模なデイサービスをつくろうと、2002年から私も含め、意志あるメンバーが準備を進めてきました。
私もなかなか業務に入れないでいますが、理事会に出席することによって、介護保険の改正に伴う問題や、現場の声を直接聞くことができ、政策につなげることができます。
ここで気に入ったのは、住宅の地産地消で、県産の杉、桧の木材をふんだんに使用し、畳表も県産の井草でつくられているところである。またユニバーサルデザイン住宅を促進するため、新築、購入する人に対し補助金交付制度の他にユニークな取り組みをおこなっている。
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