グローバリズムは私たちを幸せにするか?
「日本が売られる」とショッキングなタイトルの本の著者、堤未果氏の講演、元農林水産大臣山田正彦氏、ソーヤ海氏らとのトークセッションなどを聞きに、参議院会館まで出かけた。
「グローバリズムは私たちを幸せにするか」のタイトルのように、私たちの取り巻く環境はグローバリズムに満ち溢れている。
昨年末に、日本とオーストラリア、カナダなど7か国で環太平洋経済連携協定(TPP)が発効し、さらにヨーロッパ連合との経済連携協定も発効、さらにトランプ政権はTPPを上回る日米貿易協定締結を迫ってきました。
一方、国内ではグローバル化を推進しやすくするために、種子法、漁業法、水道法など私たちが生きていく上で大切な法制度が次々に変えられてきました。
水は大事であり、世界の3ぶんの1の人がこれから見ずにアクセスできない状況になる。
水道事業を企業に任せることができる、自治体が選択できるが村が過疎になったり、もうからなくなったら、企業はどうするか?20年間で水道技術者がいなくなると言われている。
遺伝子組み換えの種子も儲かるが、今グリコサートの禁止の流れが出ている。
山田正彦氏が地方を回ったところ、地方議会が国へ意見書を出す動きがでていて、種子条例制定の動きが出ている。地方からの動き、ローカリゼーションが出てきていると。
これから日本が誇る貴重な資源が売られることがないよう、しっかりと国を見ていきたい。
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